イギリス留学をよりよく知るための講習会です
MHR1とよばれるその遺伝子は、ミトコンドリアという器官の遺伝子を修復する機能をもっている。
遺伝子を構成しているDNAは安定した物質なのだが、けっこう損傷しやすい性質もあることが、紫外線や化学物質によって傷つく事実などから明らかになっている。
多数の細胞をもっている生物としては、遺伝子DNAの日常的な損傷に備える意味からこれを修復する機能を身につけているのだが、ミトコンドリアを担当している遺伝子の1つがMHR1である。
ミトコンドリアは細胞質のなかに多数ある器官で、細胞内のエネルギー製造工場ともいわれるように、細胞へ活動エネルギーを供給する役目をもつ重要な器官である。
もし損傷を受けるなどして故障すると、その細胞にとって大きなダメージとなる。
だからこそ補修遺伝子があるのだが、その遺伝子が働かないと、細胞がエネルギー不足に陥って老化してしまうと予測できる。
柴田氏の説明によると、ミトコンドリアの遺伝子DNAを修復する機能をもたない「突然変異パン酵母」では、ある特定の遺伝子が働いていない。
その未知の遺伝子の働きを調べてみると、ミトコンドリア遺伝子の修復に不可欠な遺伝子であることがわかり、MHR1の発見につながったのだそうだ。
この研究をはじめ、「ミトコンドリアの機能ダウンが老化と大きな関係がある」という学説が最近になって多方面で注目されていて、関連する遺伝子を探し出そうとする調査研究が盛んに行われている。
「寿命に関係のある遺伝子が見つかった」という研究報告もある。
東京医科歯科大学医学部講師Y氏を中心とするショウジョウバエの遺伝子研究によると、6種類の遺伝子の組み合わせによって彼らの寿命の長さが決まっていることが明らかになったというのである。
Y氏たちは以前から「生物の寿命は遺伝子レベルで決まる」と考え、遺伝の研究によく使われるキイロショウジョウバエによる研究を続けてきた。
ショウジョウバエは世代交代が速く、遺伝子の変異も端的に現われることが多いなどの理由で、古くから遺伝研究のために使われてきた。
突然変異の研究などをとおして、彼らの遺伝子の内容については豊富なデータがある。
そのため、遺伝に関する仮説の検証や実験には最適の生物とされている。
その一種であるキイロショウジョウバエの寿命は数十日だが、よく調べてみると、平均寿命がオスが30日でメスなら35日の短命系と、オス・メスとも601日にもなる長命系のグループに分類できることがわかった。
初めての語学留学、語学留学だからこそ初めてでも大丈夫なのです。
イギリス留学を行うには自分にあったイギリス留学をはじめに選ぶ必要があります。